感染症と乳酸菌の関係

感染症は、空気中に存在する病原性の微生物が、人の体内に進入することで引き起こす疾患である。
私達の身の回りには、目に見えない多くの微生物が存在しており、その中で、感染症を引き起こす微生物を病原体という。
病原体に感染しても、症状が現れる場合と、はっきりとした症状が現れない場合がある。
特に秋から冬にかけては、空気が乾燥し、気温が低くなるため感染症がピークを迎える。
冬になると、感染症にはかぜ症候群、インフルエンザ、肺炎などの呼吸器感染症、ノロウィルス、ロタウィルスなどのウィルス性感染胃腸炎がある。

これらの感染症から身を守るためには、手洗い・うがいなど基本的なことを徹底して行うのが一番良いが、その他にも、日頃から乳酸菌を摂取することも予防策の1つである。
人の腸内には、善玉菌と悪玉菌が生息している。
乳酸菌が細菌やバクテリアの繁殖や病原体の侵入を防ぐ働きを持っており、善玉菌が腸内に生きたまま住み着くことで、免疫を高める。

乳酸菌の主な働きは、病原菌から守る、腸内の腐敗を抑制、ビタミンを生成、免疫力の向上が挙げられる。
腸内に乳酸菌を生かすことによって、感染症にかかりにくい免疫力の高い体質を作ることができる。

現代の食文化は、菜食から肉食になっている人が増えているため、そもそも腸内環境が悪化し、悪玉菌が増えている人が多く、昔に比べて感染症にかかる人も多いと言われている。
乳酸菌は、ヨーグルトや乳酸飲料などに多く含まれていることで有名だが、まだその効果は未知で、様々な研究が進められており、感染予防のための乳酸菌の開発も進められているほどである。
スーパーでは、乳酸を生成する細菌を新たに開発して食品にしたものや、乳酸菌が生きたまま腸まで届くように開発されたものなど、各社工夫を凝らした食品が多く並べられている。
ヨーグルトであれば、日頃から手軽に摂取することができるので、感染予防にヨーグルトを毎日食べる習慣をつけてみてはいかがだろうか。
みなさんも乳酸菌で健康生活はじめてみませんか。